パリ五輪の女子サッカー予選第2戦の、ブラジル戦アディショナルタイムで劇的逆転ゴールをした谷川萌々子選手。
19歳となでしこジャパンでも若いですが、その才能は第2の「澤穂希」選手と言われるほどです。
意表を放った豪快なミドルシュートは、試合時間が日本時間の深夜にも関わらずSNSでも「絶叫した!」「興奮して眠れない」などと話題になりました。
そこで今回は、 谷川萌々子選手のこれまでの経歴を紹介します。
谷川萌々子選手の幼少期からの才能開花と小学校時代の活躍
JFAアカデミー福島での専門的トレーニングと中学時代の成績
高校時代の飛躍的成長とFCバイエルン・ミュンヘンとのプロ契約
この記事を読めば、なでしこジャパンの救世主、谷川萌々子選手の幼少期からのサッカー人生がわかります。
谷川萌々子の出身小学校はどこ?
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谷川萌々子選手の出身小学校は、名古屋市内の徳重小学校の可能性が高いです。
学校名は公開されていませんが、幼少期を名古屋市緑区で過ごしたことが分かっています。
谷川萌々子選手は徳重幼稚園に通っていたので、同じ地域になる徳重小学校が、一般的な進学先です。
谷川萌々子選手の小学校時代のエピソード
谷川萌々子選手の小学校時代には、いくつかの印象的なエピソードがあります。
サッカーとの出会い
谷川萌々子選手は3歳の時にサッカーを始めました。
実は、幼稚園時代から、周囲を驚かせるほどの才能を見せていたそうです。
男子チームでの活躍
小学3年生の時、名古屋グランパスの育成チーム「グランパスみよし」に所属しました。
ここで谷川萌々子選手は唯一の女子選手として男子と対等に、時には男子以上の活躍をしていました。
キャプテンとしての活躍
「グランパスみよし」では、谷川萌々子選手がチームのキャプテンを務めていました。
この経験が、後の日本代表としての活躍につながる重要なリーダーシップ能力を培ったのかもしれません。
技術の高さ
小学生時代の谷川萌々子選手は、すでに両足を使いこなし、視野の広さや試合展開を読む力など、高度な技術を持っていました。
元日本代表の北澤豪氏も、谷川萌々子選手の小学生時代のプレーを高く評価していました。
「第二の澤穂希」と呼ばれる
谷川萌々子選手は小学生時代から「第二の澤穂希」と呼ばれるほどの実力を持っていました。
これは、日本女子サッカーの先駆者である澤穂希選手に匹敵する才能を持っているという評価の表れです。
ブラジル戦でのミドルシュートも、相手のGKが少し前に出ている姿をボールを奪う前に確認していました。
後半アディショナルタイムに谷川萌々子のスーペルゴラッソで日本がブラジル相手に逆転🇯🇵🔥🔥#Paris2024
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その視野の広さと、明確な次につながるプレーは19歳とは思えないほどの落ち着きぶりでした。
谷川萌々子の出身中学はどこ?
谷川萌々子選手の出身中学は、福島県双葉郡楢葉町にある楢葉中学校です。
ただし、谷川萌々子選手は通常の中学生活ではなく、JFAアカデミー福島に所属しながら楢葉中学校に通学していました。
JFAアカデミー福島は、日本サッカー協会(JFA)が運営する エリート育成プログラムで、将来の日本代表選手の育成を目的としています。
谷川萌々子選手は2018年度にJFAアカデミー福島女子セレクションに合格しました。
JFAアカデミー福島女子13期生として、中学1年生から本格的にサッカーの専門教育を受けています。
JFAの公式発表によると、JFAアカデミー福島は完全寄宿制の中高一貫教育を行っていて、サッカーの技術向上と学業の両立を目指しています。
中学生から、地元を離れてサッカー選手になるためにサッカー漬けの生活だったんですね。
中学校時代の活動や成績
谷川萌々子選手の中学時代の主な活動と成績をまとめてみました。
JFAアカデミー福島での活動
JFAアカデミー福島では、プロのコーチによる高度な指導を受けながら、毎日トレーニングに励む。
AFC U-14女子地域選手権での活躍
2019年、AFC U-14女子地域選手権に出場し、優勝に貢献しました。
の大会で谷川萌々子選手は5得点を挙げ、得点王に輝きました
U-15日本女子代表選出
中学2年生の時、U-15日本女子代表に選出されました。
その後谷川萌々子選手は、世代別の女子日本代表にも招集されています。
全日本U-15女子サッカー選手権大会での活躍
中学3年生の時に参加した全日本U-15女子サッカー選手権大会では、大会最優秀選手に選ばれるなど、素晴らしい成績を収めました。
なでしこジャパン(日本女子代表)との合同練習
中学3年生の時、なでしこジャパンの合同練習に参加する機会を得ました。
この経験は、JFAアカデミーならではの練習ですね。
谷川萌々子選手の中学時代の活躍は、日本サッカー協会(JFA)の公式記録にも残されています。
JFAの発表によると、谷川萌々子選手は中学生の時点で既に「将来の日本代表候補」として注目されていました。
谷川萌々子の高校はどこ?
谷川萌々子選手の出身高校は、福島県立ふたば未来学園高等学校です。
この高校は、JFAアカデミー福島と連携しており、サッカーの専門的な教育を受けることができる環境が整っています。
ふたば未来学園高等学校は、2015年に開校した比較的新しい学校で、東日本大震災からの復興のシンボルとしても知られています。
JFAアカデミー福島との連携により、サッカーの才能ある選手たちに高度な教育とトレ―ニングの機会を提供しています。
谷川萌々子選手は中学1年生からこのアカデミーに所属し、高校卒業まで6年間にわたって専門的なトレーニングを受けました。
谷川萌々子高校時代のサッカー活動とエピソード
谷川萌々子選手の高校時代の主な活動とエピソードをまとめます。
U-17日本女子代表での活躍
高校1年生の時、U-17日本女子代表に選出されました。
2022年10月に開催されたU-17女子ワールドカップでは、日本代表の主力選手として大会優勝に貢献。
この大会で谷川萌々子選手は5得点を挙げ、得点王にも輝きました。
谷川萌々子といえばU17W杯スペイン戦のこのロングシュート。こういう感覚の持ち主なんだよな。それを大舞台で発揮出来るという点で明らかにスター。(衝撃がスゴ過ぎて眠れない) pic.twitter.com/SdlcJEvTxU
— FC公園@Jリーグ観客動員数 (@J_football_xxx) July 28, 2024
なでしこジャパン(日本女子代表)デビュー
高校2年生だった2023年2月、17歳5ヶ月の若さでなでしこジャパンデビュー!
これは、歴代2番目の若さでの代表デビューという記録です。
高校生ながらプロ契約
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2024年1月11日にFCバイエルン・ミュンヘンとプロ契約を締結したことが発表されました。
男子の選手は近年、高校卒業後にヨーロッパチームと契約する機会が増えてきていますが、
日本人女子選手としては異例の若さでのヨーロッパ強豪クラブとの契約でした。
本当に、新しい日本女子サッカー選手のキャリアにとって道筋を作ってくれたと思える功績です。
レンタル移籍決定
ただ2024年シーズンは、スウェーデンのFCローゼンゴードにレンタル移籍して経験を積む予定です。
ヨーロッパでプレーする意気込みを語った、谷川萌々子選手は、
「2024年から海外でプレーすることを決断しました。JFAアカデミー福島で素晴らしい指導者、仲間に出会い、濃密な6年間を過ごすことができました。これまで支えてくださった方々に恩返しするためにも、ここで学んだことを活かし、海外で更にレベルアップしたいと思っています。ヨーロッパの地から良い報告を伝えられるよう頑張るので、引き続きの応援よろしくお願いします」
引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20240112/1853504.html
まとめ
谷川萌々子選手の学生時代を振り返ると、小学校から高校まで一貫してサッカーに打ち込み、着実に実力を磨いてきたことがわかります。
谷川萌々子選手の小学校からの経歴を振り返ります。
幼少期から才能開花 中学でJFAアカデミー入学 高校で代表デビュー バイエルンと契約
ブラジル戦での谷川萌々子選手の活躍は、日本女子サッカーの救世主!
試合後にチームメイトに頭をポンポンされていた姿も、印象的でした。
今後も谷川萌々子選手の成長と活躍から目が離せません。
この勢いで、メダル獲得に向けて頑張ってほしいです!