男子バスケットボール日本代表のジェイコブス晶選手は、パリオリンピックを控える中、いま注目される若手選手です。
そんな、ジェイコブス晶選手の中学時代から現在までのキャリアや経歴の過程を詳しく見ていきましょう。
ジェイコブス晶が通った中学校
高校時代にいろんな学校を渡り歩いた理由
大学での挑戦
この記事を読むと、ジェイコブス晶選手がどうやって今の実力を身につけてきたのか、わかるはずです。
ジェイコブス晶の中学校
ジェイコブス晶選手が中学時代を過ごしたのは、アメリカのカリフォルニア州レドンドビーチにあるAdams Middle Schoolです。
この学校での経験が、ジェイコブス晶 選手のバスケットボールキャリアの基礎を築きました。
アメリカの中学校スポーツシステムは、日本とは大きく違います。
日本でいう中学校の部活とは違い、学校のスポーツチームは季節ごとのシーズン制です。
Adams Middle Schoolの場合も季節によって、活動しているスポーツが違います。
秋
フラッグフットボール
女子バレーボール
チアリーディング
冬
男女バスケットボール
男女サッカー
チアリーディング
春
ソフトボール
男子バレーボール
陸上トラック
チアリーディング
また、人気スポーツによっては定員が決まっているので、トライアウトをして合格した選手しかチームに入ることができません。
季節ごとに違うスポーツをする中学生も少なくないです。
夏以外の一年を通して、ジェイコブス晶選手が他のスポーツをしていたかは、調べたところ分かりませんでした。
ジェイコブス晶選手が住んでいた、レドンドビーチにはバスケットボールのユースクラブチームもあるので、クラブチームで活動していた可能性もあります。
ジェイコブス晶の高校
ジェイコブス晶選手の高校時代は、アメリカと日本、オーストラリアと3カ国で、でたくさんのな経験を積んだ期間でした。
ジェイコブス晶 選手は複数の高校に在籍し、バスケットボールの技術を磨きながら、国際的な視野を広げていきました。
レドンド・ユニオン高校
ジェイコブス選手は最初、カリフォルニア州レドンドビーチにあるレドンド・ユニオン高校に入学しました。
この学校は、アメリカの高校バスケットボールで有名な学校の一つです。
アメリカの高校バスケットボールは、とても競争が激しく、多くの才能ある選手たちと切磋琢磨する機会を得られたことでしょう。
ダイマリー高校
その後、ジェイコブス晶選手はロサンゼルスにあるダイマリー高校に転校しました。
この転校の理由は明確にされていませんが、より多くのプレー機会を求めての可能性もありますね。
東京インターハイスクール
高校生活の途中で、ジェイコブス選手は日本に渡り、東京インターハイスクールに編入しました。この決断は、ジェイコブス晶 選手のキャリアにとって大きな転換点となりました。
というのも、アメリカのジムがロックダウンでバスケットボールができなくなってしまい、日本に帰国。自ら、横浜ビー・コルセアーズU-18のトライアウトにWebで応募。見事、合格しました。
その当時の様子を横浜BCの白澤卓アカデミーダイレクターは、
「ジェイコブス晶 選手はロサンゼルスにいたんですけど、ジムがロックダウンをしてバスケができなかった。母が日本人で横浜市に(祖母が)住んでいるので、(2020年の)年末に帰ってきてバスケができるところを探したら、僕らがヒットして来てくれました」
引用:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2024062400005-spnavi
NBAグローバルアカデミー
その後、2022年10月から高校生活の集大成として、ジェイコブス晶 選手は、オーストラリアのNBAグローバルアカデミーに参加しました。
このプログラムは、NBAの若手養成機関で、世界中から才能ある若手選手を集め、NBAレベルのトレーニングをするものです。
NBAグローバルアカデミーでの経験は、ジェイコブス選手のスキルと将来性を大きく引き上げました。
ここでの厳しいトレーニングと国際的な競争は、ジェイコブス晶 選手を次のステージへと押し上げる重要な要因となりました。
ジェイコブス晶の大学
ジェイコブス晶選手は、高校卒業後にハワイ大学へ進学しました。
ハワイ大学は、NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1に所属する強豪校として知られており、ジェイコブス選手の才能をさらに伸ばす環境を提供しています。
ハワイ大学の2023-2024成績
2023-2024シーズンのジェイコブス晶選手の成績は、以下のとおりです。
2023-2024シーズン最高記録 | 数値 | 日付 | 対戦相手 |
得点 | 8 | 2024年3月15日 | UC Davis戦 |
出場時間 | 20 | 2024年2月15日 | Cal Poly戦 |
フィールドゴール成功数 | 3 | 2024年2月10日 | UC Davis戦 |
フィールドゴール試投数 | 7 | 2024年2月3日 | UC Irvine戦 |
3ポイント成功数 | 2 | 2024年3月15日 | UC Davis戦 |
3ポイント試投数 | 5 | 2024年1月18日 | Long Beach St.戦 |
フリースロー成功数 | 2 | 2024年3月15日 | UC Davis戦 |
フリースロー試投数 | 2 | 2024年3月15日 | UC Davis戦 |
リバウンド | 5 | 2024年2月3日 | UC Irvine戦 |
アシスト | 1 | 2024年3月14日 | CSUN戦 |
ブロック | 1 | 2024年2月15日 | Cal Poly戦 |
スティール | 1 | 2024年2月15日 | Cal Poly戦 |
NCAAの調査によると、ディビジョン1でプレーする男子バスケットボール選手の約1.2%がNBAにドラフトされます。
NBAでドラフトされることは、とても難しいです。しかし、ジェイコブス選手の実力と成長率を考えると、NBA入りの可能性は十分にあると言えるでしょう。
ハワイ大学での経験は、ジェイコブス晶選手のプロ選手としての将来に大きな影響を与えるでしょう。
NCAAディビジョン1という高いレベルでの競争を経験することで、ジェイコブス晶選手はプロの舞台でも通用する実力を身につけつつあります。今後もジェイコブス晶 選手の成長と活躍に注目が集まることは間違いありません。
現在は、パリオリンピックに向けて日本代表の最終選考メンバーに選ばれています。
まとめ
この記事では、ジェイコブス晶選手の中学時代から大学までの経歴と成長をふり返ってきました。ジェイコブス晶選手バスケットボールキャリアは、アメリカと日本で身につけられた、とても興味深いものです。ここで、ジェイコブス選手の軌跡の要点をまとめます。
米国で基礎を築く
日本でも才能開花
国際経験で視野拡大
大学で実力証明中
ジェイコブス晶選手の今後の活躍が楽しみですね。
これからもジェイコブス晶選手の挑戦に注目し、応援していきましょう。